パノラマ大迷路の裏話その5
『 迷路:パ・パ本部ステージについて 』
この本の最大の売り「4ページ見開き巨大迷路 その1」がパ・パ本部です。
広げると長辺86.8cmになります。これを端から端まで使った迷路です。
迷路を考えるのも大変ですが、このステージから「主人公のヒロト君が見た事もない世界」になるため、ビジュアルをどうするかもずいぶん悩みました。
余談ですが、この物語でのパラレルワールド設定は「同一時間に存在する別宇宙」としました。なので科学技術の違いというより、物理法則自体が違う感じを心がけました。
で、パ・パ本部ですが、各フロアが空中に浮いている多層空間にし、左右と上下を移動する迷路に決定。
最初はその多層構造が判りやすいように、各フロアを色分けしていたのですが、判りにくい方が迷路も難しく感じるかなぁと思い、手前のフロア以外は同色にまとめました。
またワープドアを配置し、同色・同形のワープドアに繋がるようにしたのですが、これは「ワープドア自体」を探すだけで大変だと思います(^^!)。迷路というより、もはや「探し物クイズ」です。はっきり言って、ゲームデバックと解答を作る時も大変な目にあいました(^^!)。
迷路に挑戦された方は、いかがでしたか?